『ルパン三世』ヒット祈願イベントに登壇した小栗旬

俳優の小栗旬が19日、東京・港区の増上寺で主演作『ルパン三世』のヒット祈願イベントを行った。連日続く猛暑を吹き飛ばそうと、小栗はホースを手に駆けつけたファン300人への“納涼放水”に興じたが、勢い余って、一部のカメラマンに水がかかってしまうハプニングも。「(放水は)気持ち良かったですが、そちらのみなさん、すみません…」と平謝りだった。

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それでも、ルパンダンサーズと名付けられた水着美女14人との写真撮影では、ルパンの決めポーズのひとつである“寝そべり”姿も披露し、ご満悦。ファンの熱気も最高潮で、放水によって一度は涼しくなった会場も再びヒートアップした。

本作はモンキー・パンチ原作の同名コミックを、ルパン三世を演じる小栗をはじめ、玉山鉄二(次元大介)、綾野剛(石川五ェ門)、浅野忠信(銭形警部)、黒木メイサ(峰不二子)という豪華キャストで実写化したアクション大作。「その所有者は世界を統べる」と言う、運命の宝物“クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ”が収蔵されている超巨大要塞型金庫“ナヴァロンの箱舟”に挑むルパン一味の活躍を描く。

夏休みシーズンの話題作として、公開を間近に控えるなか、小栗は「かなりすごいものになってると思います。ぜひ映画館で観てもらえれば」と熱弁。イベントを前に、本殿でヒット祈願にも臨んだといい、「本当にすごくしっかりとした祈願をさせてもらったので、身の引き締まる思いですね。当たってくれるんじゃないかなという気がします」とヒットに期待を寄せた。

この日はメガホンを執った北村龍平監督も出席し、「ルパンを演じる小栗旬を、いかに魅力的に撮るかしか考えていなかった。ここにいる水着のみなさんも素敵ですが、旬のマッスルもなかなかですよ」と8キロ減量し、ルパンを演じきった小栗を絶賛。すでにシリーズ化の構想もあると明かし、「誰もが知っているとても大きなタイトルを、僕らが背負って2年間全力で作った作品。ぜひ大ヒットに導いてほしい」とアピールした。

『ルパン三世』
8月30日全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼