もうひとつNASAエリアでの大規模な展示物というと、スペースシャトル「アトランティスの前部胴体」の実物大模型。スペースシャトルは貨物を宇宙に運ぶための初の再使用型宇宙船。ディスカバリーやエンデバーといった機体があり、この模型はアトランティスを再現。

 

  
 
階段で2階に上がるとコックピットが覗けて、意外と狭い空間だな、と思うかもしれません。

  

宇宙飛行士が過ごす空間なども垣間見れる!

 

日本のJAXAエリアには、NHKが総力をあげて作ったISSに取り付けられている「きぼう」日本実験棟が、長さ約11m、直径約4.4mという実物大モデルで登場。若田宇宙飛行士も過ごしたこの実験棟。筑波の宇宙センターにも訓練で使う実物大モデルがあるそうですが、それよりもかなり出来が良いとのこと。  

 

実際は宇宙で過ごしている時は無重力となるので、壁には収納として、マジックテープで小物や研究に必要な物が止められるようになっています。

また、ISSの数あるモジュールの中でも、とても清潔感があって一番静かな実験棟として有名だという「きぼう」。他の国の宇宙飛行士にも、イラついたり気分がすぐれない時は、「きぼう」で静かな時間を過ごして気持ちをしずめるという人がいるくらいだそうです。 

他にも、ISSの居住モジュールのトイレや寝室の実物大モデルも展示。中には入れないのですが、どのような作りになっているのか見ることができます。

でもトイレは一体どのように使うのかさえわからない!使い方が気になります。

 

人工衛星や惑星探査機なども多数展示されていますが、ここにも実物大モデル、人工衛星「いぶき」があり、その大きさに圧倒。これを打ち上げて、今も地球の周りを回っているのかと思うと不思議です。