他にも惑星探査機「はやぶさ」が持って帰ってきた小惑星イトカワの微粒子(展示は8月31日まで)や、宇宙食の展示など興味を惹かれるものはたくさん。 

宇宙の超美麗映像を大画面で観ることができる「8Kスーパーハイビジョンシアター」は、その高解像度の美しさで立体的な奥行きを感じ、3D映像を観ているかのよう!要チェックです。

 

そして国立天文台の協力コーナーでは、日本が誇る光学赤外線望遠鏡「すばる望遠鏡」がとらえた素晴らしい宇宙の景色も展示されています。まるで作られた絵のような宇宙の写真たち。地球の外にはこんな景色が広がっているのかと、星雲や銀河のいろいろな表情に魅了されます。



ちなみに展示写真の一部は、『宇宙博2014』公式カタログにも載っています。

 

アメリカ以外で初展示! 最先端の火星探査車「キュリオシティ」

 

 

太陽系の惑星の中で、地球に似ていると言われているのが火星。生命がいる可能性だってゼロではありません。火星に生命は存在するのか、または存在していたのか、それを調査するのが火星探査車“マーズ・サイエンス・ラボラトリー(キュリオシティ)”です。今回はNASAが作った実物大モデル機を展示。アメリカ以外で直接目にできる初の機会となっています。

キュリオシティは今からちょうど2年前に火星に降り立ち、現在も調査を続けています。すでに、かつて火星は“微生物が生息可能な環境だった”ということを発見!驚きの成果をあげるキュリオシティは、レーザーで岩を砕いてその中や断面を確認したり、ドリルで穴を開けて中のものを取り出し解析することが可能な、高性能機器を搭載した最先端の探査車。

自分だけでなんでも出来てしまうキュリシティ。最先端の宇宙研究機器がどのようなものなのか、ぜひその目で確かめて!

スペースシャトルに憧れた大人や、宇宙に夢を抱いた「アポロ世代」、宇宙を身近に感じる今の時代を生きる子どもたち、どの世代でも宇宙との「出会い」を楽しめる『宇宙博2014』。簡単には行けない宇宙という遠い世界が、現実的なものに見えてきますよ!

 

宇宙博2014 -NASA・JAXAの挑戦
【会場】幕張メッセ国際展示場10・11ホール
【会期】9月23日(火・祝)まで
【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)

★夏の宇宙3大スポットキャンペーンも実施★
「ミッション[宇宙×芸術]展」、「宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』」の入場券・半券(当日分以外も使用可)をチケット売り場にお持ちいただくと、以下の割引料金で入場できます。
一般:2,300円(通常料金 2,500円)200円引き
高校生・大学生:1,400円(通常料金 1,500円)100円引き
小学生・中学生:800円(通常料金 900円)100円引き