――それは、人間の本能なのでしょうか?

濱口「そうでしょうね。無意識なのかもしれない」

有野「忘れたいのかもしれませんね」

――ちなみに、何か覚えていることはありますか?

濱口「歌を歌った気がするなぁ」

LiLiCo「へぇ~、歌ったんだ」

濱口「何だか、死ぬほど恥ずかしかったのは覚えてる(笑)」

LiLiCo「私たちも、ちゃんと舞台を作って本格的なライブをやったよね」

土屋「うん。あれは盛り上がったね」
 

――恥ずかしい記憶は残ってるものなんですね(笑)。

濱口「そうみたいです。相方が苦笑いしていました」

有野「自分で”やめとけ”って思う反面、やってしまうところがあるんですよ。タガが外れるというか、酔っ払ったみたいになる。人間って限界を超えると、どうでもよくなっちゃうのかも(笑)。だから、OAを観るのがイヤですね」

濱口「いつもOA観て気付くのは、相方がノリノリなのに俺はスイッチを切っちゃってるってこと。完全に無視なんです。あれは申し訳ないと思いますね」

有野「俺が初めて寝言を言うた時も、反応が冷たかったもんなぁ」

――もう、限界ってことなんですね。

有野「ただ、俺は若いADさんに変なこと言ったらしいんですよ」

LiLiCo「変なことって何?(笑)」

有野「全然、覚えてないんやけど『限界は自分で決めるもんやから、俺はまだ限界じゃないねん』って言ったらしい(笑)」

濱口「かっこいいのか、かっこ悪いのか分からんな(笑)」