東方神起 左からチャンミン、ユンホ

韓国出身の人気ユニット・東方神起が6月10日、全国5大ドームツアーのファイナルを神奈川・日産スタジアムで迎えた。同所での単独公演は2013年8月以来5年ぶりの2度目。二人は「ついに、僕たち東方神起がここ、日産スタジアムに戻ってきました! 言葉で表せないくらいうれしいです。皆さんと一緒に作った大切な思い出の場所だから」(ユンホ)、「ここ日産スタジアム(のステージ)に立つことができて本当に感動でいっぱい。皆さんのおかげです」(チャンミン)と大雨の中でも喜びを爆発させ、全24曲3時間半、歓喜と熱狂のステージで7万3000人を魅了した。

昨年11月から今年1月まで開催された通称ビギアゲ・ツアーの“Special Edition”。その名にふさわしくセットリストや衣装、舞台装置・演出も特別仕様にバージョンアップ。「客席のどこにいても楽しめるように」と趣向を凝らしたドームでの、ムービングステージやプロペラ型の巨大回転ステージはもちろん、フライングやスタンディング型のゴンドラも健在。(チャンミン曰く、フライングの距離は3倍になったため、“ある痛み”に耐える距離も3倍になったそう)そこに野外ならではの打ち上げ花火や、噴水、ジェットバルーンなどの演出も加えられド派手に展開した。

 

気合は十二分にみなぎっていた。のっけから『Reboot』『ANDROID』といったダンス曲を放った二人は、降りしきる雨をものともせず、というよりも、大雨すら演出の一部なのでは? と思うほど、水も滴る何とやら……パフォーマンスの神々しさが際立ち、7万3000人の目を終始釘付けに。

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