さまざまな素材の床でエレクトロラックスの掃除機の性能を体験

エレクトロラックス・ジャパンは、8月22日、コードレス・スティック掃除機「エルゴラピード」とキャニスター掃除機「エルゴスリー」の体験会を開催した。

世界150か国以上で、年間1300万台の掃除機を販売するエレクトロラックス。2004年にコードレス・スティック掃除機「エルゴラピード」を日本で発売したときは、10人に1人程度の認知度だったが、10年目を迎える現在は、2人に1人が「エレクトロラックス=掃除機のブランド」として認識するまでになった。

スウェーデンに本社を置くエレクトロラックスだが、全世界で綿密なリサーチを実施し、フィードバックを繰り返すことで、日本のユーザーにも満足感をもたらす掃除機を生み出してきた。今回の体験会は、日本の一般的な住環境であるフローリングやカーペット、畳が混在する間取りのハウススタジオで開催。家の隅々までしっかり掃除ができるエレクトロラックスのプロダクトの魅力を体感した。

体験会に先立ち、スモールアプライアンス事業部の大森欣哉マネージャーがエレクトロラックスの事業内容や製品について説明。「日本でも好評の『エルゴラピード』は、世界での販売台数が900万台を突破した。スティック掃除機でNo.1の吸引力を誇るだけでなく、スムーズな操作性やメンテナンスの手軽さを実現している」と、長年にわたって支持を受けている理由を語った。

コードレスタイプで最上位機にあたる「エルゴラピード・リチウム」の吸引力の秘密は、エアフローを最適化した「パワーエアー・モーター」と、大きいゴミも確実に吸引する「トライアングル・パワーノズル」にある。

三角形の突起を配置した「トライアングル・パワーノズル」の効果は、実際に使用すればよくわかる。大理石にまいた米状の大きいゴミをワンストロークでどれだけ吸い込むかを他社機と比較すると、パワーの差はわかりにくいが、「エルゴラピード・リチウム」がゴミをヘッドで押し出さずに吸い込んでいることが分かる。

また、水平にも垂直にも180°回転するヘッドは、実際に使用して初めてその使い勝手のよさに気がついた。机の下を掃除するときにめんどうな脚のまわりも、軽く手首をひねってグルリと滑らせるだけ。掃除の負荷が格段に軽くなる。

ヘッドに備わったホイールの大きさにも注目だ。従来機種の倍以上になったことで、フローリングだけでなく、カーペットや畳もスムーズに掃除できるようになった。髪の毛や綿ボコリがブラシに絡まっても、ヘッドのスイッチを5秒間踏むことで絡まりをケアする「ブラシロールクリーン機能」が解決してくれる。

「赤ちゃんにやさしい掃除機」をうたうキャニスター掃除機「エルゴスリー」は、そのキャッチフレーズの通り、赤ちゃんの眠りを妨げない静音性と、臭いを漏らさないクリーンな排気が魅力だ。

最も静かなモードの駆動音は、図書館並みの43dB。掃除機と睡眠に関する実験「スリーピングスタディ」で、その効果は実証されている。「赤ちゃんが起きているときには掃除ができないが、寝ていても起こすのが怖くて掃除機をかけられない」という主婦からの声は多く、静音性は掃除機を選ぶ際の重要なポイントになっているという。

排気がクリーンなのは、吸引から排気までの空気の流れを掃除機のなかで完全に密閉しているからだ。臭いの原因になる排気は、排気口だけではなく、ホースの継ぎ目や本体のローラーなど、あらゆるすき間から漏れる。「エルゴスリー」は、すき間をしっかりとふさぎ、汚れた空気を外に漏らさない。さらに、ゴミを溜める紙パックにもひと工夫。捨てるときにしっかりフタをして密閉できるので、ホコリが舞うことはない。

他社のキャニスター掃除機とダストピックアップ率を比較すると、フローリングでもカーペットでも、「エルゴスリー」は高い数値を記録。「オートモード」では床材に最適なパワーで吸引し、「ブラシモード」ではカーペットやジュウタンの上を軽快に滑る。

体験会では、「エルゴラピード」の発売10周年記念限定モデルをお披露目。ネイルケアブランドのO・P・Iとコラボレーションした色鮮やかなデザインだ。カラーは、「プリンセス ルールズ!」と「アップ フロント & パーソナル」の2色。価格はオープンで、税別実勢価格は3万9800円前後の見込み。9月から順次発売する。