『神様はバリにいる』 (C)2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ

ミュージシャンのナオト・インティライミが2015年新春公開の映画『神様はバリにいる』で俳優デビューを飾ることが発表になった。堤真一が主演を務める作品で、尾野真千子、玉木宏が共演する。

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映画は、バリ島で暮らす“自称爽やか”な日本人の大富豪アニキ(堤)を主人公に、彼との出会いをきっかけに人生を変えていく人々の姿が描く、開運エンターテイメント。丸尾孝俊のノンフィクション『出稼げば大富豪』を基に『デトロイト・メタル・シティ』の李闘士男が監督を務めた作品で、尾野はアニキの成功の秘訣を学ぶ元起業家の祥子を、玉木はアニキを尊敬する謎めいた眼科医リュウを、ナオト・インティライミは婚活中の杉田を演じる。

コテコテの関西弁で人情味あふれる主人公を演じる堤は「日々忙しい日本人が忘れがちな“どんな些細な事にも意味があり何事にも感謝を示す”という、古き良き日本にも似たバリ島の教えがこの脚本にはあり、作品を通して伝えられたらいいなと思います」とコメント。

昨年、音楽ドキュメント『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』が劇場公開されるなど、人気アーティストとして活躍するナオト・インティライミは、「自分にとって初めての、“お芝居”という新しい世界。こんなにも難しく、こんなにも奥深い、でも、とんでもなく刺激的でスリリング。その魅力に、その快感にとりつかれてしまったようであります。これからもいろんな役に挑戦していきたいと思います」と“俳優”の手応えを明かし、「生まれて初めての現場で、日本を代表する大好きな役者さんである堤さんとご一緒させていただくという夢のような本当のお話。共演させていただくことは、ものすごい緊張感と並々ならぬプレッシャーがありましたが、お会いした初日からいじっていただき、ほんとに助かりました」と語っている。

『神様はバリにいる』
2015年新春・新宿バルト9ほか全国ロードショー