パチスロの全国大会なるものがあることを、みなさんはご存知だろうか? スロッター(パチスロをする人)の頂点、その名も“回胴王”を決めるイベント、それが「日本回胴王決定戦」だ。しかも、今年で2回目の開催だという。いったいこのイベントはどんなことになっているのか、東京予選が開催されるということで潜入してみた。
 

全国で約4700名がエントリー!


受付の様子 拡大画像表示

まったく知らなかったのだが、第1回大会には全国から3360名の応募者があり、今年はさらに上回る4699名のエントリーがあったという、なかなかの盛り上がりを見せているイベントだった。

今年は、仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の全国5ヵ所で予選が行われ、予選を通過した58名が9月6日(土)の準決勝に進み、さらに勝ち残った12名が9月7日(日)の決勝戦で競い合う。しかも、優勝賞品は「ラスベガス ペア旅行」という豪華さなのだ!

受付はすでに闘志を燃やすスロッターたちで熱気ムンムン。受付をすませた出場者からは、「ウェイティングルーム」へと移動する。

参加者は男性が多いのだが、女性の参加者も1~2割ほど。コスプレしている方もいて、なかなか華やかだ。大会に出場するくらいだから、腕に覚えのある者ばかりであるに違いないが、「パチスロライター」というパチスロ雑誌やウェブなどで活躍するライターも数名参加していて、言わばパチスロを知り尽くした「プロ」たちとも戦わなくてはならない。
 

筆記試験、気になる問題は?

 

まずは筆記試験から 拡大画像表示

すでに緊張感が漂う中、この会場では細かな競技説明が行われた後に、なんと「筆記テスト」が待っていた! 実は予選はここから始まっていて、1問正解につきメダル20枚をもらうことができ、全問正解で600枚を獲得することができるから、バカにもできない。

パチスロに関するマニアックな問題からユニークなものまで30問が出題され、まずは、パチスロの「知識」で競い合う。真剣な表情で15分間の静かな戦いが繰り広げられた。

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