三菱、窓からの冷気をカットするルームエアコン「霧ヶ峰 Zシリーズ」

2014.8.27 18:59配信
霧ヶ峰 Zシリーズ

三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、360°センシングで窓の冷気を防ぐ「Zシリーズ」12機種を、10月下旬から順次発売する。価格はオープンで、実勢価格は21万8000円~40万8000円前後の見込み。

発表会の冒頭、リビング・デジタルメディア事業本部の鈴木愛司副事業本部長は、「2015年度のエアコン事業は、7200億円の売上げを目指す。まずは『霧ヶ峰』のブランドをさらに強化を進める」と宣言した。

その後、静岡製作所の松本匡所長が「最近のリビングは二間続きだったり、L字型だったりと、異形化している。多様な広さや形状の部屋で、隅々まで風を送るのは難しい。また、エアコンは室外機の関係で窓際側に設置することが多いが、真横に風を送ることができず、冬は窓際が寒い、というユーザーの声が多かった」と、これまでのエアコンの課題を説明した。

「霧ヶ峰 Zシリーズ」は、冷えている箇所を発見する360°センシング「ムーブアイ極」を搭載。これまではセンサの配置の関係でセンシング範囲が160°までに限られ、死角が生じていた。

新製品のセンシング「ムーブアイ極」は、測定精度はそのままに、配置を見直すことで、業界初の360°という広範囲のセンシングを実現した。部屋のなかの人の位置や姿勢を識別し、からだの部位の温度を0.1°C単位で細かく計測。さらに、いままで見張ることができなかったエアコン設置面の輻射熱を測定することで、高精度の体感温度判定を行いながら、設置面の窓からの冷気や日射影響までを考えて運転する。

人の居場所にしっかり気流を届けることができる新「匠フラップ」は、左右のフラップを大型化したほか、フラップの間から漏れる空気を減らしながら横方向への気流制御を向上した。冷房/暖房で180°ワイド気流を実現し、エアコンの横にいる人にもしっかり風を届ける。

また、上下のフラップの配置を最適化し、下吹き性能を高めた。二つの気流を吹き分ける制御で、片側のフラップで人を温めながら同時に反対側のフラップでエアコンを設置した壁面にある窓からの冷気を下吹きでカットする。

リモコンにはタッチパネル液晶を採用し、メニュー選択などの使い勝手を高めた。ホーム画面はカスタマイズすることができ、好みのメニューを選んで表示できる。冷房定格能力は、2.2~9.0kW。ボディカラーは、ウェーブホワイト、ウェーブブラウンの2色。

発表会の後半には、三菱電機のイメージキャラクターを務める女優の杏さんが登場し、静岡製作所ルームエアコン技術第一課の吉川浩司課長とのトークセッションに臨んだ。

吉川課長が「毎年新しいエアコンを自宅に設置しているが、嫁さんが厳しくてなかなかOKがもらえない。でも、今年のモデルは過去最高のでき。今年こそ大丈夫」と新製品への自信を語ると、杏さんは、「冬は犬のお散歩で外に出るのも寒くてつらい。暖かい部屋にいたいですね。『霧ヶ峰 Zシリーズ』なら、暖かさをひとり占めできます。私のいる場所をしっかり探してくれるので、ハイテクというか、生きたエアコンみたい。寒くなるのが楽しみ」と、これからの季節での活躍を期待した。

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