加賀ハイテック、ハイブリッド防災ラジオ「TAXAN MeoSound VL1」、V-Lowマルチメディア放送とFM放送に対応

2014.8.29 14:15配信
TAXAN MeoSound VL1

加賀ハイテックは、V-Lowマルチメディア放送とFM放送の受信に対応し、どちらの緊急信号でも自動起動するハイブリッド防災ラジオ「TAXAN MeoSound VL1」の受注を9月1日に開始する。価格は未定で、2万円以下での販売を予定している。

アナログテレビがデジタル化してUHFに移行した際に生じた空き周波数を利用して、主にスマートフォンやカーナビなどの移動体端末に向けて送るV-Lowマルチメディア放送と、FM放送の緊急信号を受信すると、スイッチがオフの状態でも確実に自動起動し、警報音(音声)、緊急アラームランプ(光)、カラー液晶画面(文字)によって、災害情報があることを知らせる防災ラジオ。緊急時には、通常の放送を受信していても即時割り込み処理によって、災害情報を最大音量で伝え、液晶画面に災害の種類や状況を文字で表示する。

高齢者でも操作できるわかりやすいデザイン。警報音を鳴らして自分の安否や居場所を知らせることができる「緊急警報ボタン」、緊急時は懐中電灯として使用でき、ストラップホールで吊せばライトとして利用できるLEDライトを搭載する。台風など雨の中でも使える防水機能を備え、AC電源/内蔵電池/乾電池に対応した3電源方式を採用する。

マルチメディア放送の使用帯域は、アナログテレビの1~12chのいわゆるVHF帯で、4~10chは警察・消防の自営通信として使用。それ以外の1~3chを「VHF-Low(V-Low)」、10~12chを「VHF-High(V-High)」と呼び、「V-Low」では地域密着型の「地方ブロック向けマルチメディア放送」を開始する。

V-Lowマルチメディア放送による防災情報配信は、「放送による一斉同報」「停電や通信ダウン時にも情報を伝達できる」「日常使いによる利用度の向上」など、従来のFMラジオの緊急時の利点に加えて、「音声と文字、その他の多彩なデータの一斉配信」「エリアコードによる局所的な情報の複数同時並行での配信」など、デジタルならではのメリットがある。また、J-Alert、L-Alert(公共情報コモンズ)、自治体システムと接続して、自治体や公共機関からの緊急情報を瞬時に一斉配信することもできる。

「TAXAN MeoSound VL1」の発売に伴い、エフエム東京は、V-Lowマルチメディア放送を活用した新しい防災情報システムの導入を、全国の自治体に働きかけていく。

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