openCanvas 6

ジャングルは、ピージーエヌが開発したペイントソフト「openCanvas 6」を、9月5日に発売する。税別価格は、パッケージ版が6800円、ダウンロード版が5370円。

イラスト初心者から上級者まで、幅広く対応できるペイントソフト。新たに搭載した「イベント機能」を使用することで、描画手順の記録ができる。記録した手順は、描き方だけでなく、ブラシ設定やフィルタの使い方なども含めて、あたかも目の前で誰かが描いているかのように再現できるので、上級者のメイキングを見てイラスト制作方法を学ぶといった使い方ができる。

ブラシは、硬い線のペンや色を混ぜる水彩など、さまざまな種類を用意。アナログのような描き味の再現や、ビットマップテクスチャを使用した多彩な表現ができる。

きれいでスムーズな描画ができる新ブラシエンジン「AQUA」を搭載。ジッター機能によってブラシのパラメータをランダムに変化させ、多彩なブラシ表現ができる。また、新アルゴリズムによって遅延を改善した高精度な手ブレ補正や、曲線補完機能を備える。

手描きでは難しい表現を実現するフィルタ機能は、色調補正、加工、テクスチャ作成など40種類。表現の幅を広げるレイヤーモードは、22種類を搭載する。レイヤーマスク機能で、レイヤーの画像はそのままに、一部分だけを消すこともできる。

このほか、平行線/同心円/集中線などの効果線を簡単に引くことができる定規機能や、ブラシツール選択中に一時的に使用できる独自の「手のひらツール」、自由に配置・ドッキングできるパレットウィンドウ、多数のレイヤをすっきり表示する「レイヤーセット」機能、変形モード、高機能なテキストツールなど、多彩な機能を備える。

タブレット端末の筆圧やPSD(Photoshop)形式での保存に対応する。対応OSは、Windows 8.1/8/7(SP1以降)/Vista(SP2)。