『ルパン三世』主演の小栗旬

映画『ルパン三世』が8月30日に公開を迎え、主演の小栗旬をはじめ、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信、北村龍平監督による舞台あいさつが都内劇場にて行われた。

『ルパン三世』舞台挨拶その他の写真

本作は、長年にわたって漫画、そしてアニメシリーズとして愛されてきた『ルパン三世』待望の実写版。“クリムゾンハート”と呼ばれる首飾りを奪還すべく、ルパン一味がタイを舞台に暴れ回る。

映画を観終わったばかりの観客の拍手と歓声に迎えられた小栗は「ついにみなさんに観ていただけたとホッとしております」と安堵の表情。共演陣も「特別な思いを持って臨んだ作品であり、ホッとしているし、寂しい気持ちもある」(玉山)、「ようやくスタートで、みなさんの手に届くのが嬉しい」(綾野)と初日を迎えた感慨を口にする。

豪華キャストをまとめ上げた北村監督も「この瞬間のために全身全霊をかけて頑張りました」と語り「みんな、重い看板を背負って一緒に走ってくれた」と苦楽を共にしたキャスト陣を労った。

製作陣は観客の反応から早くも続編に向けて動き始めているようで北村監督は「プロデューサーから先ほど『この先のスケジュールどうなってる?』と言われました。(本作で)いよいよスタートラインにたったので、ぜひとも『2』『3』とルパンワールドを作っていきたい」と意気込み、ファンの期待を煽る。

小栗も「これはプロローグ」と意欲を口にし、続編でやりたいこととして「ジェット機の翼の上で戦いたい」と語る。綾野もこれを受け「それならジェット機を(斬鉄剣で)斬りたい!」とノリノリで語り、会場は期待を込めた拍手に包まれた。

なお、本作はフィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、韓国、香港などアジアを中心に23の国と地域で公開されることがすでに決定している。

『ルパン三世』
公開中