Q3.結婚したい・結婚したくないと思う理由は?

「結婚したい」・「どちらかといえば結婚したい」と回答した子どもたちを対象に結婚したいと思う理由を聞いたところ、以下のような結果になりました。

1位「好きな人と家族になりたいから」58.7%
2位「ずっと独身だと淋しいから」38.9%
3位「親を安心させたいから」27.3%

「好きな人と家族になりたい」という純粋な気持ちを尊重した理由が1位ではありますが、「親を安心させたいから」など、自分の希望だけではなく、親や家族のことを考えての理由もありました。

一方、Q1.で「結婚したくない」・「どちらかといえば結婚したくない」の回答をした子どもたちを対象とした「結婚したくない理由」では、以下のような結果に。

1位「一人の方が自由そうだから」が80.3%
2位「相手の親などとの親せきづきあいが面倒そうだから」31.1%
3位「仕事に集中したいから」26.2%

「結婚したくない理由」については、ちょっと大人に近い意見が多いような気がします。自分の家庭での様子やテレビドラマなどから「結婚」について、このちょっとネガティブな印象を受けているのかもしれませんね。

 

Q4.子どもは欲しい?何人欲しい?

将来子どもが欲しいか聞いたところ、「子どもが欲しい(「欲しい」・「どちらかといえば欲しい」の合計)」は84.1%となりました。
何歳頃までに一人目の子供が欲しいかについては、平均年齢28.6歳でした。また、何人子どもが欲しいかと聞いたところ、平均2.4人という結果となりました。

平成24年の調査によると第一子の出生時の平均年齢は父親32.3歳、母親30.3歳となっており、今回の調査では現在の平均よりも早い年齢で子どもが欲しいという結果になりました。

また、厚生労働省が発表した「平成25年人口動態統計(概数)」によると、女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数である合計特殊出生率は、1.43人とのことなので、子どもたちの理想は2人以上、つまり兄弟姉妹がいる方がいいな、と思っているんですね。