クエンティン・タランティーノが、次回作『The Hateful Eight(原題)』を来年1月から撮影すると決定した。映画は65mmで撮影される。

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今年1月、『The Hateful Eight(原題)』の脚本がウェブサイトに流出したことに激怒したタランティーノは、この映画はもう作らないと宣言。しかし、後にロサンゼルスのホテルで脚本のライブ朗読を行ったところ、大好評で、このプロジェクトは埋もれさせないほうがいいと考え始めたようだ。7月にはポスターも公開されている。

『The Hateful Eight(原題)』の舞台は、南北戦争後の西部。脚本は5つの章に分かれており、最初の2章では、報奨金目当ての男たちふたりが中心になる。今年初め、タランティーノは、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン、ティム・ロスに脚本を渡しており、マドセンかダーンが流出に関わっているのではと疑っているようだ。ほかにクリストフ・ヴァルツ、サミュエル・L・ジャクソンも主要キャストに入っていたが、流出当時、このふたりは脚本を受け取っていなかったという。

文:猿渡由紀