中村 中が苦悩の末に生み出した新作について語る

2014.9.5 10:20配信
中村 中 中村 中

9月3日(水)にアルバム『世界のみかた』をリリースする中村 中が、ぴあのインタビューに答えてくれた。

まず今作について、「制作期間中に知り合いにタロット占いをしていただいて。そこで出たのが「吊された男」というカードだったんです。このカードは一見不吉に見えるんですが、「今頑張れば今後に繋がる」という意味を持っていて、ただこれが逆さまに出ると逆の意味になるんですね。そこで、今作の「同じ物事でも見方によって異なる意味になる」というテーマを得ました」と説明。ただ、最近は曲作りが思うようにいかない事が多く、その原因について「2006年にメジャーデビューして、自分の性同一性障害などを取り上げていただいて、知名度も凄く上がったんです。でもそれからそういう曲だけを歌う人だ、というイメージで見られるようになって、凄く窮屈だったのもあって、そういうテーマの楽曲を作る事を自分の中で封印していて。ただ、それが結果的に創作の幅を狭めていたという事に気づきました」と振り返り、「その封印を解く事は決して楽な事ではないし、気持ちが不安定になるかもしれないけど、ただその状態のまま曲を作って行ってもいいと思えた、その結果がこの作品ですね」と自身の心境の変化について話してくれた。

思い入れの強い同作の中で特に中村が重要な曲だと語るのがM6『世界のみかた』アルバムタイトルにもなっている同曲は、「普通の曲はメロディの構成がA→B→A→Bとか、A→B→A→B→Cとかになってるんですが、この曲はA→B→C→B→Aになっていて。それはこのアルバムがシンメトリーな構成で、ちょうどこの曲が真ん中の曲なので、曲もシンメトリーになっているんです。この曲が中心にあるからこそ、アルバムとしてひとつの作品になった感じがありますね」と語った。

中村は12月28日(日)・29日(月)に東京・赤坂ACTシアターでワンマンライブを開催する。同ライブについて話を聞くと「今までリリースした楽曲も、皆さんが善意で書いたものだと思っていたものを、「いや、実は悪意で書いていたんだよ」と見せる事で、曲の印象が180度変わる曲が沢山あるんですね。ものの見方、解釈の仕方で変わる、というライブをずっとやりたくて、今回それが叶うライブになると思います。最終的には見ていただいた人に「自由で良いんだ、ものの解釈は人それぞれだ」って思ってもらえるようなライブになればいいなと思います」と語ってくれた。12月には中島みゆきの夜会にも出演が決定している事に話を向けると「(アルバムや12月のライブ含めて)20代最後、ただじゃ終わらせてくれないなって思ってます(笑)でもすっごく幸せです。」と明るく話してくれた。

12月28日(日)・29日(月)のワンマンライブのチケットは発売中。

■中村 中 LIVE2014敵か!?みかたか!?
日時:
12月28日(日)開場17:30/開演18:00
12月29日(月)開場16:00/開演17:00
会場:赤坂ACTシアター(東京都)
料金:全席指定6,800円(税込)

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