K-1 WORLD LEAGUE 記者発表会見の模様 K-1 WORLD LEAGUE 記者発表会見の模様

9月5日東京ドームホテルにてK-1 WORLD LEAGUEの記者発表会見が行われ、11月3日(月・祝) 代々木競技場第二体育館大会での「-65kg初代王座決定トーナメント」の開催が発表。同大会に出場が決定した山崎秀晃、HIROYA、久保優太、左右田泰臣の4選手が意気込みを語った。

同トーナメントは8名の出場者により1日で争われ、発表された4名以外の選手は外国人の出場を予定。K-1実行委員会の前田憲作プロデューサーは、65kg級でのトーナメント開催理由について「最も日本人の層が厚く、これまで世界の強豪を倒した実績もあり、(新生K-1 WORLD LEAGUEの)最初にふさわしい」と説明した。

会見では、出場する4選手がそれぞれ意気込みをコメント。まず山崎秀晃は「新K-1一発目ということで、自分が引っ張るつもりで頑張る」と力強く語った。懸念される階級アップについても「65kgを見据えて体作りをしているので問題ない」とし、意識している選手には久保優太を指名。一方、山崎に名前を挙げられた久保は、「小さい頃からK-1に憧れ、自分にとって特別なものなので、必ず優勝する」とK-1に対する強い想いを話した。意識している選手については「優勝することを目指すので、全員意識している」としたが、山崎の発言を聞いて「意識していると言われると意識する。家に帰って山崎選手の試合映像を見て研究する」と返した。

続いてHIROYAは「7月にKrushのタイトルマッチで敗れ、ベルトは失ったが、このタイミングで巡ってきたチャンス。現チャンピオンは色々思うと思うが、関係者に選んでもらった以上、しっかり頑張りたい」と話した。そして、他団体から王者を返上して参戦する左右田泰臣は「僕は新日本プロレスとK-1を見て育ってきた。K-1に上がれることで気持ちはたぎっている。先輩の魔裟斗さんのようにリングに興奮の雨を降らせる」と語った。また、魔裟斗の出身ジム「シルバーウルフ」から出場することについて「シルバーウルフ、イコール魔裟斗さんと思われていることが所属選手としては悔しいので、勝負したい部分がある」と、同大会をきっかけにさらなる飛躍を誓った。

今大会はリザーブファイトを含めたトーナメント8試合に加え、K-1甲子園決勝の佐野天馬VS平本蓮、スーパーファイト3から4試合の全12~13試合が行われる予定だ。次回大会は来年1月18日(日)に国立競技場代々木第二体育館で開催が決定。また来年4月以降に年内3大会の開催を予定している。

11月3日(月・祝)大会のチケットは9月13日(土)より発売開始。