リース・ウィザースプーン主演で企画が進められてきたペギー・リーの伝記映画の監督に、『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』のトッド・ヘインズが決定したことがわかった。ウィザースプーンがトロント映画祭での記者会見で明らかにしたもの。

シンガーソングライター兼女優として人気を集めたリーの伝記映画にウィザースプーンが関わるようになったのは、2010年のこと。もともとはノラ・エフロンが監督、脚本を兼任する形で進んでいたが、エフロンが2012年に亡くなったことでプロジェクトは保留状態になっていた。新しい監督が決まったことで、製作は再び動き出しそうだ。

ウィザースプーンは、『Wild(原題)』『The Good Lie(原題)』の2本の映画を抱えてトロント映画祭を訪れている。また、10月3日(金)北米公開のデビッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』のプロデューサーも務めており、今年の秋は大忙しのようだ。

文:猿渡由紀