『ジョン・カーター』場面写真

ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念し古典冒険小説『火星のプリンセス』を映画化したスペクタクル巨編『ジョン・カーター』の公開に先がけ、物語のキーとなる場面写真が公開された。

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この度解禁となった場面写真は、主人公ジョン・カーターが未知の惑星“バルスーム”で出会う様々なキャラクターが写ったもの。そのうちの1枚は、カーターを演じる主演のテイラー・キッチュが、昨年の来日時に「5~6日間打ちのめされ続けた一番過酷なシーン」と語った、巨大生物“大白猿”とのバトルシーン。 6本の手足と鋭い牙をもった大白猿が今にもカーターに襲い掛かろうとする様は強烈だ。右端には鎖につながれたカーターも写っており、このあとの展開が気になる1カットとなっている。

さらに、カーターが敵対することになる悪役“マタイ・シャン”の姿も明らかに。バルスームを滅亡の危機に追い込み全宇宙を支配しようとするこの無慈悲な権力者を演じるのは、『シャーロック・ホームズ』『ロビン・フッド』などで知られる英国人俳優マーク・ストロング。異様な牙を持った生物の大群を従えたその姿からは、不気味な存在感がにじみ出ている。

最後の1枚は、身長約2.5mの“タルス・タルカス”とカーターの姿。全身緑色の容姿が印象的なサーク族の皇帝であるタルス・タルカスを演じるのは、『スパイダーマン』の“グリーン・ゴブリン”などでお馴染みのウィレム・デフォー。4本の腕を持つサーク族の身長を表現するため、デフォーは高足を履いてモーション・キャプチャーによる撮影に挑んだという。

映画界に多大な影響を与えたと言われる冒険小説を、アンドリュー・スタントン監督(『ファインディング・ニモ』)はどのように映像化し、私たちに未知の世界を見せてくれるのか。そして、主人公カーターと惑星バルスームの運命はいかに? 期待が高まる場面写真となっている。

『ジョン・カーター』
4月13日(金) 2D・3D同時公開
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