デンゼル・ワシントンとクロエ・グレース・モレッツ

カナダで開催中のトロント映画祭で、9月7日(現地時間)にデンゼル・ワシントン主演の『イコライザー』プレミア上映が行われ、ワシントンと、クロエ・グレース・モレッツ、アントワーン・フークア監督が登壇した。

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映画は、昼はホームセンターで働き、夜は“必殺仕事人”として世の不正を抹消している男が、ある娼婦を囲うマフィアの非道を知り、警察も介入できない問題に立ち向かう姿を描く。

妻ポーレッタを連れて来場したワシントンは「台本を一語一句詠み終わった瞬間、この映画をやりたいと思った。脚本はすばらしいし、映画もそれをきちんと反映した出来になっている」と話し、『トレーニング・デイ』で組んだフークア監督について「アントワーンが監督した作品で私はオスカーを受賞した。彼が監督する作品は間違いない。僕は彼のことを完全に信用しているし、仕事のスタイルもとても好き。一緒に働くといい結果がでる」とコメントした。

ワシントン演じる主人公の運命を変える少女で、初の娼婦役を演じたグレース・モレッツは、ディオールのドレスで登場。「デンゼルは本当に素晴らしい人。今まで一緒に仕事させてもらった俳優で最も有能。彼から学んだことはたくさんある。人としても女優としても成長したと思う」と共演を振り返った。

『イコライザー』
10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開