セ・リーグは巨人にマジックが再点灯し、パ・リーグは1位・ソフトバンクを2位・オリックスが3.5ゲーム差で食らい付くなど、ペナントレースもいよいよ終盤に入った。そんななか、気の早い話で恐縮だが、9月13日(土)に『2014 SUZUKI 日米野球』のチケットが一般販売される。

2014 SUZUKI 日米野球 チケット情報

8年ぶりに開催される『日米野球』だが、今回の一戦は今までと趣が異なる。迎え撃つ日本はオールスターチームではなく、小久保裕紀監督率いる日本代表が対峙する。すでにメンバー入りしている前田健太(広島)、金子千尋(オリックス)、嶋基宏(楽天)、坂本勇人(巨人)、糸井嘉男(オリックス)、中田翔(日本ハム)らがMLBオールスターと激突するのだ。

メンバー編成だけではない。ルールも変更となった。投手の球数制限があり、9回で決着がつかない場合は、10回以降無死一・二塁から攻撃が始まるタイブレーク制が導入されるのだ。まさに『プレWBC』と言える。

MLBオールスターの面々も、本気度を感じさせる。2500安打・500本塁打・1500得点をマークしたばかりのアルバート・プホルス(エンゼルス)をはじめ、昨オフ、マリナーズと2億4000万ドルの10年契約にサインしたロビンソン・カノ、3年連続30ホーマーが目前のアダム・ジョーンズ(オリオールズ)、昨季新人ながらMLBを席巻したヤシエル・プイグ(ドジャース)が出場予定選手に名を連ねる。小久保監督も「2017年『WBC』での世界一奪還に向けた強化試合として、非常に戦いがいがある相手」と口にするほどのメンバーである。さらに、日本人メジャーリーガーを含めた来日メンバーは、9月下旬に発表される。

熊崎勝彦コミッショナーが「侍ジャパンの代表ユニフォームを着た強化試合の一環としての真剣勝負」と語れば、MLBジャパン・マネジングディレクターのジム・スモールも「『WBC』で2度世界一になった侍ジャパンに対して、MLBの野球が世界で一番であることを証明するという気持ちで真剣勝負を挑む」と意気込む。

侍ジャパンvsMLBオールスターチームによる『2014 SUZUKI 日米野球』は11月12日(水)・京セラドーム大阪、11月14日(金)~16日(日)・東京ドーム、11月18日(火)・札幌ドームでプレーボール。11月20日(木)・沖縄セルラースタジアム那覇では同カードが親善試合として行われ、11月11日(火)・阪神甲子園球場では阪神・巨人連合チームvsMLBオールスターチームの対戦が開催される。いずれのチケットも9月13日(土)午前10時より一般発売。11月10日(月)・侍ジャパンvsソフトバンク・日本ハム連合チーム・福岡ヤフオク!ドームのみ発売中。

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