『チョコレートドーナツ』監督が再来日

2014.9.16 12:55配信
(左から)トラヴィス・ファイン監督、クリスティーン・ファイン夫人

4月19日にシネスイッチ銀座で公開されるや、初日動員数を8年ぶりに更新し、全国での拡大公開に至っている『チョコレートドーナツ』。育児放棄されたダウン症の少年マルコと一緒に暮らすべく、差別や法と闘うゲイカップルの姿を綴った感動作のトラヴィス・ファイン監督が、14日、アンコール上映中の同劇場にて、5月の来日に続き2度目となる舞台あいさつを、同作のプロデューサーでもあるクリスティーン・ファイン夫人と行った。

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『チョコレートドーナツ』のタイトルで浸透している本作だが、原題は『Any Day Now』。「日本では『チョコレートドーナツ』になったと聞いたとき、アーティストとして、『ん?どういうことだ?』と、少し混乱した」と正直な胸の内を明かした監督。しかし、「観客の方が、マルコとすごく繋がってくださっている。その象徴としての、彼の大好きな『チョコレートドーナツ』なんだということで、後から非常に納得した。今ではとても気に入っているよ」と笑顔に。

夫人も「アイザックをマルコ役にキャスティングしたときの決め手のひとつが、彼の笑顔でした。なかでもチョコレートドーナツを口にしたときの笑顔が大きな決め手となりました。本当にいいタイトルだと思います」と言い添えた。

また本作は音楽が印象的とあって、監督はもっとも思い入れのある楽曲に「Come To Me」を挙げ、「冒頭でのディスコバージョンもいいけれど、どうやってこの家族がひとつになっていったのかが分かる、彼らの愛が刻まれた後半のホームムービーのような映像の際の別バージョンも大好きだよ」と振り返った。

公開から5か月経った今でも満員となった客席には、これが5度目の鑑賞だというツワモノまでおり、監督もビックリ。胸がいっぱいといった表情を浮かべ、スマートフォンのカメラに客席を収める一幕も。舞台あいさつ終了後にはサイン会が行われ、観客から直に伝えられる熱い想いに、監督はうれしそうに耳を傾けていた。

『チョコレートドーナツ』
公開中

『チョコレートドーナツ』
ブルーレイ&DVD 12月2日(火)リリース
ブルーレイ(1枚組):4700円(税別)
DVD(1枚組):3800円(税別)

取材・文・写真:望月ふみ

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