マット・デイモンが、チャン・イーモウ監督の『The Great Wall(原題)』への主演を検討しているようだ。

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『The Great Wall(原題)』は、万里の長城が作られた背景を語る時代物で、一時はエドワード・ズウィック監督、ヘンリー・カヴィル主演で製作される予定だった。本作の脚本は、『ボーン』シリーズの脚本家でデイモンと親しい関係にあるトニー・ギルロイが手がけている。イーモウの大ファンであるデイモンは、『The Flowers of War(原題)』にも主演する意向だったが、同作品には結局クリスチャン・ベールが主演することになった。

デイモンはまもなくリドリー・スコット監督の『The Martian(原題)』の撮影に入る予定。ポール・グリーングラス監督と次の『ボーン』で再び組むという話も浮上しており、イーモウとのコラボレーションが実現する上では、スケジューリングが大きなハードルになりそうだ。

文:猿渡由紀