映画『海月姫』×主題歌を手がけるSEKAI NO OWARI (C)2014映画「海月姫」製作委員会 (C)東村アキコ/講談社

人気コミックを能年玲奈主演で実写映画化する『海月姫』の主題歌が、SEKAI NO OWARIの新曲『マーメイドラプソディー』に決定した。メンバーは主題歌を制作するために、どうしても映画の撮影現場を見てイメージを膨らませたいと希望し、撮影を見学して曲のインスピレーションを得たという。

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映画は、東村アキコの人気コミックが原作。“男性を必要としない人生”をモットーに掲げ、男子禁制の天水館で暮すクラゲを愛する主人公・月海(つきみ)、三国志を熱烈に愛する“まやや”、枯れたオジ様専門の“ジジ”ら、ヲタ女子集団“尼~ず”が、突然出現した女装男子と童貞エリートの兄弟から、自分たちの天水館=聖地を守るべく奮闘する姿を描く。

井手プロデューサーは、SEKAI NO OWARIの起用について「仲間と一緒に生活しながら音楽活動を続けるセカオワの皆さんと海月姫の尼~ずたちが重なりました。ポップなメロディに強いメッセージを秘めた彼らの音楽が、映画『海月姫』にさらなるパワーを与えてくれると思い、他のアーティストは考えられなかったです」と説明し、「あがってきた主題歌は、映画の世界観そのもの。この主題歌で初めて映画が完成しました」とコメント。

作詞を担当したSaoriは、「主題歌の話を聞いて嬉しかったです。私たちはいつもメロディが先なのですが、Nakajinが詞先でやってみなと言ってくれて、すごく楽しかったです。(映画のヒロインたちの)閉じこもっているけど、一歩外に出てみようとしている感じを私も知っているぞと思って、自分とリンクする部分を人魚の話で書いてみようと思い、すぐにピンときて詞を書けました」と話し、Nakajinは、「撮影現場で天水館のセットを見て、映画の雰囲気を掴むことができて良かったです。凄く良い世界観だなと思いました。セットに僕が中学生の頃に使っていたラジカセが置いてあってビックリしました」と語っている。

新曲『マーメイドラプソディー』について能年は、「可愛らしい曲で、敢えて、人魚の曲になっているのが、海月姫のストーリーからまた別の物語を思わせるような気がします」とコメントを寄せている。なお、現時点でリリースは未定だという。

『海月姫』
12月27日(土) 全国ロードショー

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