体を冷やすNG食材と、冷やさない食べ方

体を冷やす食材例 拡大画像表示

一般的に、夏が旬のものや、熱帯地方で栽培される野菜や果物には、体を冷やす作用があると言われています。のぼせやほてりを鎮めたり、熱を冷ましたりといった作用は、暑い夏にこそ取り入れたいもの。

さらに、冷え型の人が気をつけるべき食材は、たけのこ、なす、ゴーヤ、とうがん、果物では梨、柿、すいか、キウイ。意外なところではワカメ・昆布・海苔、そして緑茶だそうです。

もし、寒い季節にこれら寒涼性の食品を摂取する場合は、冷たい状態での生食は避け、体を冷やす働きを緩和させる温熱性の食品と組み合わせたり、加熱調理したりするのがベター。

 
体を温める食材例 拡大画像表示

体を温める食材としてオススメなのは、肉類(特に鶏肉・羊肉)、エビ、野菜ではかぼちゃ、さつまいも、にら、ねぎ、生姜、ニンニク、らっきょう、穀類では黒米や赤米、種実類では栗、くるみ、そして麹。
香辛料など辛いものは刺激が強いので摂り過ぎは禁物ですが、適度に取り入れることで体を温めてくれます。

果物には体を冷やすものが多いので、いも類やナッツ類、ごま、シナモン、黒砂糖、はちみつ、バター、酒、紅茶などを合わせるとバランスがよくなります。ジャムにしたり、コンポートにしたり、干したりするのもよいとか。

体を冷やす作用が和らぐよう、いろいろなものを組み合わせて食べることで栄養バランスもよくなるので、まさに一石二鳥です!