[80回]ミュージカル「AKB49」千秋楽直後に聞いた! 初座長・宮澤佐江、舞台の裏側（3/9） - 宮澤佐江連載「ミラチャイ」

今回は、ミュージカルの千秋楽を迎えたばかり、完全燃焼した佐江ちゃんにインタビューした前編。皆の心を動かしたあのシーンについてもじっくりと聞きました！【毎週金曜更新】

ホントに!? それ、すっごく嬉しい!

ーーもちろん演出上でも“変だな”と思わせるたたずまいにしていたのかもしれませんが、特に、実くんがオーディションを受けるために、最初に女装したとき、脳が錯覚したというか。

“女装している人がそこにいる”って感じた？

ーーそうです。でもよく考えると、佐江ちゃんは女性だから”女装”ではないですよね(笑) とっても不思議な感覚でした。

うわああーーー。嬉しい！

ーーそれに、声もつぶれてしまっていたのかもしれませんが、今回はそれがいい方向に働いていましたよね。

それは本当にそうですね。声がちょっと枯れているときの方が、太くて低い声が出せていたから、演出家さんにもその方が“男っぽい”って言われてました。

ーー声の出し方ひとつとっても、男役として意識していたことがあるんじゃないでしょうか。