『ミリオンダラー・アーム』(C)2014 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

スポーツ界を賑わせた実話を映画化した『ミリオンダラー・アーム』が10月に公開されるが、本作の“音楽”に注目した特別映像が公開になった。本作で音楽を手がけたのは、『ムトゥ 踊るマハラジャ』や『スラムドッグ・ミリオネア』なども手がけたインド音楽界のスーパースター、A.R.ラフマーンだ。

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本作は、人生崖っぷちのスポーツエージェント、JB・バーンスタインが、人生の一発逆転打を求めて野球未開の地であるインドに渡り、“ミリオンダラー・アーム(100万ドルの剛腕)”をもつ選手を発掘するために奔走する姿を描いた感動作。インド初のメジャーリーガーを発掘したバーンスタインの実話を、テレビシリーズ『MAD MEN マッドメン』でブレイクしたジョン・ハム主演で映画化している。

ラフマーンは、アカデミー賞、グラミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞したほか、ミック・ジャガーらとバンド活動を行ったり、ザ・プッシーキャット・ドールズ、サラ・ブライトマン、ダイドー、エイコンらとコラボレーションするなど、映画の世界だけでなく幅広いジャンルで活躍し、全世界に熱狂的なファンをもつ音楽家だ。そんな彼は本作で「エネルギーと心の温かさをミックスしたかった」という。本作はインドとアメリカを舞台にしているため、楽曲もインドのテイストと、アメリカの最新ポップミュージックの要素が見事に融合しており、音楽的には一貫したテイストを保ちながら、場面にマッチした楽曲が次々に鳴り響く。また本作でラフマーンはオーストラリア出身のラッパー、イギー・アザリアや、米出身のラッパーのワーレイ、シンガーソングライターのKTタンストールらをフィーチャリング・アーティストに迎えて楽曲を制作している。

このほど公開された特別映像は、映画の名場面とラフマーンが本作のために制作した楽曲について丁寧に解説する映像が組み合わさっており、作品の観賞前の予習として楽しめる内容になっている。

『ミリオンダラー・アーム』
10月4日(土)全国ロードショー