つづいてはイートインの小樽 巽鮨。

各日30食限定の北の握り欲張りセット(2,100円)は午前11時時点で完売でした。海鮮丼と4種の貝のにぎり、水ダコの刺身、カニみそ汁。たしかに並んでも食べたくなる内容ですね。巽鮨は24日までの出店です。

私がのれんをくぐったのは十勝のドライブインいとうです。常連のイートイン店舗でいつも新メニューを開発してやってきます。今回はこの十勝岳月見豚丼をひっさげ登場です。1,100円。

豚トロ、ヒレ、ロースの3種類の芽室産豚を秘伝の甘辛ダレで絡め焼きにし、温泉卵を上にのせ千切りキャベツが添えられます。さんしょうを軽く振って食べたらとても合いました。

非常に面白かったのが、焼あたりめの実演販売です。特製しょうゆに漬け込んだイカを焼いて(画像左上)、隣で薄く伸ばして(画像左下)、最後は細切りにする機械(画像右)にかけます。一連の流れでできたものをその場でパッキングして、販売していました。出来立てのあたりめは、とても香りがよく軟らかいのに驚きました。オススメです。180g1,050円

珍しいハムを紹介します。主催社からの要請で開発したというミルクハムです。

北海道産農家の骨付きもも肉を7日間熟成調味の過程で牛乳に漬け込み約8時間にわたる加熱・燻製で仕上げたもの。骨付きももハム・アイスバイン1本2,415円。こちらの札幌バルナバハムは24日までの出店です。

デザートは「コクにが珈琲ロール」を試してみました。コーヒークリームを竹炭入り生地で包んだロールケーキです。

商品名から渋めの味を想像しましたが、意外にもほんのりと軽い味わいかつ甘さも抑えめで美味しかったです。1本630円。こちらのベイクド・アルルは24日までの出店です。

1月25〜31日の第2週は、旭川の「農家ダイニングTam-bo(タンボ)」による旭川しょうゆ焼きそばや道外初出店の小樽ラーメン「自然派ラーメン処 麻ほろ」がイートインに登場します。こちらも興味津々です。

ひらやま・たく 編集者/クリエイティブ・ディレクター。ファッション誌、ライフスタイルサイト、ニュースサイト編集を経て独立。Local Design代表。現在はメディア編集や食品や観光ブランド開発など、“都市と地域をつなぐ”“ネットとリアルをつなぐ”をコンセプトに仕事をしています。