[81回]宮澤佐江、ミュージカル「AKB49」を通して気づいた「後輩のために、こんなに涙を流せる自分がまだいたんだ」（6/7） - 宮澤佐江連載「ミラチャイ」

今回は、先週に引き続きミュージカル「AKB49」千秋楽直後に聞いたお話の後編。AKBグループのメンバーへの思い、たった1度のハプニングも語ってくれました！【毎週金曜更新】

そうですね。でもなるべく考えないようにしてました。「毎公演を新鮮な気持ちで臨んでほしい」って演出家さんにも言われていたんです。“完全燃焼した”と毎回思うより、“終わった！さっ！次の公演が始まるぞ。よしっ！”って感じでやってました。

そしたら、本当に今、完全燃焼しています（笑）

ーー7日間の疲れが、どっと押し寄せましたね。

はい…、きてます。歩けるけど、元気よく歩けない。朝起きて、「お〜ふぁ〜よ〜、ゴハンいらな〜〜い。もうじかん〜〜？やば〜い。いってきま〜〜ふ」って、ゆっくりしかしゃべれないんです。

ーー「泣き過ぎて顔が変わっちゃった」とも言われてました。

はい、本当に泣きました。でも無理に泣いたんじゃなくて、“本気で泣いたからこそ、泣き疲れることもできたのかな”って。それは幸せなことだと思いました。まぶたもほっぺも、パンパンにムクんでて顔が重くて。

写真を撮ってみたら涙袋もスゴくって。今、涙袋に針を刺したら、水が“ピューーーッ”って、めっちゃ飛び出してくるんじゃないかなって（笑）

ーー1日に2回公演、本気で泣くのは相当なエネルギーが必要なんじゃないですか？