「長崎ハーモニー」をテーマにしたミュージックビデオ(イメージ)

長崎県観光連盟は、「Nagasaki Harmony(長崎ハーモニー)」をテーマに、世界遺産候補と長崎らしい町並みを楽しむことができるミュージックビデオを、長崎観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」で公開している。

「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」と、「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」に名を連ねる端島炭坑(軍艦島)などの世界遺産候補を中心に紹介する長崎の観光動画。地元長崎出身の若い歌い手たちのハーモニーと、長崎の美しい街並みを堪能できる。

古くから、さまざまな人、モノ、文化が混ざりあい、互いに影響しあうことで、さまざまな魅力をかたちづくってきた長崎。教会の鐘の音や港を出入りする船の汽笛、坂道を行き交う靴音、石畳を濡らす雨音、ビードロのかすかな音色、路地裏のネコの鳴き声など、情緒豊かな音にも恵まれている。動画は、調和の精神の象徴ともいえる長崎の世界遺産候補と長崎の街全体が奏でる多様な音を、「長崎ハーモニー」というミュージックビデオのかたちで表現している。

動画は、4台のスマートフォンを使って家族や友だちなどといっしょに楽しむことができる。ウェブサイトに掲載しているQRコードを、4台のスマートフォンでそれぞれ読み込み、同時に再生することで、映像と音がハーモニーを生みだす仕掛けになっている。再生するタイミングがぴったりとそろうと、感動の「長崎ハーモニー」が体感できる。

このほか、「ひかりと祈り」をテーマにしたイベントを東京・港区の東京タワーで開催。長崎の教会群と人々の信仰ある暮らしを撮り続けている写真家・松田典子氏の選りすぐりの写真を400インチの大画面に投影する「“ひかりと祈り”星空写真展」を、東京タワー正面広場壁面で10月10・11日に開催する。時間は19時30分~20時。さらに、東京タワー内の展示室では展覧会を開催。会場では、ヘッドマウントディスプレイで「長崎ハーモニー」の映像なども楽しめる。期間は10月10~13日で、時間は10~19時。