蛇口と乾燥を一体化した「Dyson Airblade Wash+Dry ハンドドライヤー」の第2世代モデル

ダイソンは6月27日、シンクの中で手洗いと乾燥が完結する「Dyson Airblade Wash+Dry ハンドドライヤー」の第2世代モデルを発表した。

蛇口と乾燥を一体化した「Dyson Airblade Wash+Dry ハンドドライヤー」を初めて日本で発表したのは2014年。ハンドドライヤー市場への参入というだけでなく、B2B事業に初参入したアイテムとしても注目を集めた。

4年ぶりの新製品となる第2世代は、テクノロジーの核となる「ダイソン デジタルモーター V4(DDM V4)」を再設計。吸引する空気量を減らすことで、狭いスペースを空気が通過する際に発生する騒音を低減。吹き出し口を0.80mmから0.55mmに小さくすることで、高い気流速度は維持した。

従来モデルから魅力だったペーパータオルより低いランニングコストを、第2世代ではさらに削減。年間平均で第1世代が8237円だったのに対して、第2世代は6179円と約25%安く運用できる。排出する二酸化炭素や水流量についても、第1世代より大幅に抑制。微粒子除去率が最大99.97%のHEPAフィルターを搭載することで、衛生面にも考慮した。

新モデルのバリエーションは3種類で、設置環境に合わせたShort/Tall/Wallを用意した。乾燥時間は100Vタイプ/NSFプロトコルP335に準じた測定で最大14秒。メーカー部品保障は5年間。メーカー希望小売価格は税別で19万8000円。