SII、2015年3月末で電子辞書ビジネスから撤退

2014.10.7 17:50配信

セイコーインスツル(SII)は、10月7日、2015年3月末で電子辞書ビジネスから撤退すると発表した。

1987年に電子辞書ビジネスを開始し、学生、ビジネスマン、医療関係者など、それぞれのニーズに合った電子辞書を投入してきた。しかし、市場の成熟化や縮小、電子辞書としても利用できるスマートフォン・タブレット端末などのスマートデバイスの普及によって需要の伸びが期待できないことから、2015年3月31日で製造・販売を終了する。

製品の修理、問い合わせ、コンテンツダウンロードなどを提供している「デイファイラークラブ」は、2015年4月以降もCPサービスセンターで引き続き対応する。

家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、電子辞書は、1位のカシオ計算機、2位のシャープ、3位のキヤノンの上位3社で9割以上を占め、05年と06年にはシェア10%超で3位につけていたSIIは、ここ1~2年、2%台という低いシェアで4位にとどまっていた。SIIが撤退すると、事実上、3社の寡占市場になる。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベース(パソコンの場合)で、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。

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