舞台『ジャンヌ・ダルク』公開舞台稽古より 舞台『ジャンヌ・ダルク』公開舞台稽古より

有村架純の初舞台&初主演の舞台『ジャンヌ・ダルク』が、東京・赤坂ACTシアターにて10月7日に開幕した。開幕に先駆け6日、同劇場にてプレスコールが行われるとともに、ジャンヌ役の有村架純とシャルル七世役の東山紀之が意気込みを語った。

舞台『ジャンヌ・ダルク』チケット情報

『ジャンヌ・ダルク』はフランスの救世主として神がかり的な活躍をし、わずか19歳で歴史を変えた少女の物語。幼い頃から強い信仰心を持ち、13歳にして神の声を聞く彼女は、フランスを救うことが自分の使命だと悟る。本作はそんなジャンヌ伝説に新たな側面から光を当て、ひとりの人間として、その生涯を浮き彫りにするエンターテインメント作品となっている。

そんなジャンヌ・ダルクを今回演じるのが、昨年日本中を沸かせた朝の連続テレビ小説『あまちゃん』にも出演をしていた有村架純。プレスコールでは限られたシーンのみの披露だったが、今までのキュートなキャラクターとは違い、舞台上での第一声から気迫が感じられ、体よりも大きな旗を振り回し、数多くの軍隊を率いるその姿はまさに様々な人々の心を掴んできた絶対的ヒロイン『ジャンヌ・ダルク』そのもの。いつもの彼女とは違うその姿に期待が高まった。

会見で有村は「(初舞台は)ドラマとか映画と違って、立ち方や発声の仕方から、白井さん(演出)に基礎中の基礎から教えていただきました」と舞台の難しさを語った。共演者の東山に対しては「スタイリッシュで紳士的なイメージでストイックな方だったのですが、意外と面白いことを言って場を和ませてくださり、緊張が解れました」と仲の良い様子。そんな有村の父親と同じ歳だという東山は「有村さんはジャンヌと同じく選ばれた人。彼女の初舞台を見た、というのは将来的には自慢できると思います。彼女がそこにいるだけで女神のようでした。自分も含めて周りのおじさんたち(共演者たち)はキュンキュンしていましたね」と有村を絶賛。作品に対し有村は「私が出来ること全てが詰まっていると思うので、新しい私も見てもらいたいですし、前回(2010年に堀北真希が主演)とは違うジャンヌ・ダルクをお届けできると思うので是非楽しみにしていただきたいです」とアピールした。

東京公演は10月7日(火)開幕、24日(金)まで。その後、神奈川公演11月23日(日)・24日(月・休) KAAT 神奈川芸術劇場 ホール、大阪公演11月15日(土)から18日(火)までオリックス劇場にて開催。東京公演、大阪公演はチケット発売中。

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