長いこと外食が続くと、カラダに悪いことをしているような気がして心配になる人も多いのでは?

しかし、これまで病院や企業などで1万8000件以上の栄養相談を実施してきた管理栄養士・浅野まみこ先生によると、1日3食が外食でも健康は保てるとのこと。

自分のカラダをきちんとコントロールするコツやノウハウを押さえれば、好きなものを食べながらカラダを健康に保つという、理想的な毎日を過ごせるのです。

では、外食を楽しみながら無理なく健康を維持できる方法とは? 浅野先生に聞いたポイントをご紹介します。
 

1: 実は穴場!? 「居酒屋ランチ」で安く鮮魚を食べよう

最近は、昼間もランチ営業している居酒屋さんが多く見られます。
仕入れで魚一匹を仕入れているようなところでは、アラの部分や刺身の端などをランチメニューに回していることが多く、鮮魚店の賄い食のような伝統的な魚メニューを食べることができます。

さらに定食なら野菜などのバランスもとれ、理想的な一食となります。手間のかかる魚料理を手軽に、安く食べられる居酒屋の昼メニューは、外食ならではのおすすめメニューといえます。
 

2: 「中華料理」の油でもバランス良く食べられる!?

油をたっぷり使っている中華料理で健康的な食事をするのは、結構難しいテーマといえます。油をしっかりと吸収した野菜は、“いくら食べても大丈夫”とは言いにくいのです。

それでも前菜をしっかりとることで、中華料理でもバランスの良い食事ができます。

おすすめは「くらげの冷製」「蒸し鶏」「ピータン」「干し豆腐」といったおなじみのメニューばかり。蒸し鶏は鶏の皮を残して動物性脂肪を減らしましょう。
前菜に出てくることの多い白髪ねぎや細切りのしょうがなどの薬味は、体温を上げて代謝をアップさせるのにとても良いので、しっかり食べるようにしましょう。