左から山田さん、小名木さん、長瀬さん

「小さいころは鬼ごっことか缶蹴りとか、みんなと外で遊ぶのが好きでしたね。あとは小学校の頃ニンテンドー64が発売されたので、友達の家に行ってゲームをしたり。勉強は好きな訳ではなかったですけど、嫌いではなかったです。高校の頃は性格が暗かったので(笑)、他にすることもないから勉強していた感じです」(長瀬さん)

「子どもの頃はよく外でドッヂボールをしていました。勉強は最低限だったと思います。部活(バスケ部)で忙しかったので宿題はできるだけ空き時間に終わらせて、なるべく効率よく勉強していました」(小名木さん)

「僕の家にはゲームがなかったので、友達の家に行き、64をやったりして遊んでいました。勉強は好きというか、毎日のルーティンワークのような…。小学校の時は(遊んで帰った後)午後5時から7時の間は勉強の時間、と親に決められていたので、勉強はサボるサボらないという以前に、日々の生活の一部、みたいになっていました」(山田さん)

皆さんいたって自然体で、勉強も遊びもほどほどにされてきた印象を受けます。さて、いよいよ本題。子どもの頃、家で何を食べていたのでしょうか?
 

東大生が食べていたのは“愛情たっぷりメニュー”

◆長瀬さんの場合
「子どもの頃よく食べていたのは『サンマの土佐酢煮込み』(サンマを醤油と酢で煮込み、ねぎとかつおぶしをかけたもの)ですね。骨まで丸ごと食べられてDHAも摂取できるので、今思えば“育脳”に役立っていたのかな、と思います。おじいちゃんが趣味で釣った魚を家に届けてくれたりしていたので、特に魚に苦手意識はありませんでした」
高校の頃にはすでにサラダを作ったり、味つけの仕上げを手伝ったりしていた長瀬さん。『中華風茶わん蒸し』もお気に入りで、食卓に出てくると嬉しかった、とも。

◆小名木さんの場合
「僕はごはんが好きでした。思い出に残っているのは、栃木に住んでいるおばあちゃんが山で採ってきた『ふきの煮物』です。魚はあまり得意ではなかったのですが、鮭と野菜をマヨネーズで味つけしてホイル焼きにするなど、母が工夫してくれていたので、おいしく食べられていたと思います。カキやアサリの酒蒸しだとか…おつまみとごはん、のような組み合わせが好きでしたね(笑)」
小名木さんはほかにも、野菜がたっぷり入った『豆乳鍋』が好きだったそう。また『アロエジュース』も家でよく飲んでいたとか。

◆山田さんの場合
「二世帯住宅でおばあちゃんがよくごはんを作ってくれたので、煮物や魚を多く食べていた気がします。『筑前煮』など根菜類の煮物とか、よく噛まないと食べられないようなものが多かったです。『100回噛みなさい』、と言われてました(笑)」
山田さんはそのほか、塾から帰った後の夜食として『卵雑炊』をよく食べていたそうです。