左がアントワーン・フークア監督、中央がデンゼル・ワシントン

デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督と再びタッグを組んだ最新作『イコライザー』が10月25日(土)より公開されるのに先駆け、撮影の様子やフークア監督らのコメントを収録した特別映像が公開された。

『イコライザー』特別映像

本作でワシントンが演じるのは、昼はホームセンターで働き、夜は“必殺仕事人”として世の不正を抹消していく主人公ロバート・マッコール。彼は元CIA工作員という経歴を隠し、別人として平穏な暮らしを送っていたが、ある夜、知り合った少女娼婦テリーがロシアンマフィアから酷い仕打ちを受けるのを目の当たりにし、悪漢たちへの制裁を決意する。

マッコールには、弱者のため自主的に闇の仕事を請け負い、証拠や物証となる武器は一切持たず、19秒で仕事を完結するという流儀がある。特別映像の中でフークア監督は、この人知れず他人のために悪と戦う主人公の人物像を作るにあたって「精神科医や特殊部隊の話を参考に色々と研究した」と明かしており、マッコールを演じたワシントンを「素晴らしい役者だ。アクション中も役がしっかり生きていて、演技とアクションを両立している」と称賛している。

さらにフークア監督は、常に冷静沈着で、瞬時にその場の状況を細部まで把握してしまうマッコールには、世界がどのように見えているのかを映像で伝えるために、演出や撮影方法にこだわったことにも言及している。

『イコライザー』
10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開