誕生日や記念日に贈る彼氏へのプレゼント。喜んでもらえると思ったのに、微妙な顔をされたり、悪い意味で驚かれたり、無反応だったり、一度も使ってくれなかったり…。

そんな「プレゼントの失敗談」を女性たちに聞きました。

1.洋服の趣味は人それぞれ…

「昔付き合っていた年下の彼に、20代前半の男性が好んで着る某ブランドのニットをプレゼントしたことがあります。そのときは『ありがとう』と笑顔で受け取ってくれましたが、私と一緒にいるときに着たのを見たことがなく…。

どうして着てくれないのか、そもそも着ているのか尋ねたところ、『ごめん、着てない』という返答でした。せっかく渡したのにショックだと思い、理由を聞くと、自分はああいうみんなが着ているブランドのは着たくない、って言うんです。

20代前半だからこのブランドは好きだろう、確実に着てくれるだろう、喜んでくれるだろう、というのは私の思い込みだったと気づきました。確かに服の趣味って年代に関係なく、人それぞれですもんね。苦い思い出です」(29歳/IT)

身につけるもの、中でもトップスという面積の多いファッションアイテムは、その人のこだわりが強く出るもののひとつ。ベーシックな白Tシャツひとつとっても、特定のブランドの特定の型しか着ないという人がいるほど。実は避けたほうがいいプレゼントの一種といえます。

2.金券は味気ない…

「10歳上の彼はいい大人。さすがに何もかも持っていて、私が何かプレゼントしても、余計なモノが増えるだけで嬉しくないのではと思い、あるときAmazonギフト券をプレゼントしたんですね。

すると『えっ!?』みたいな顔をされて、こっちがびっくり。『だって、もうプレゼントするようなモノもないし、あなたにはあなたの趣味があるでしょ?』と言うと、それでもAmazonギフト券はなんか味気ない、ってdisられました。

私ならAmazonギフト券とか何かしらの金券をもらうのは大歓迎ですけどね(笑)。ムダなモノをもらうより、自分で好きなモノを買うほうが合理的じゃないですか。まあ、そういう考えじゃない人がいるんだな、って勉強になりました」(32歳/ライター)

金券をもらって喜ぶかどうかは、男性によって分かれそうです。

モノを望む男性は「プレゼントを選んでくれた過程」に喜びを感じます。一方、金券を嬉しいと感じる男性は、過程を気にしません。彼がどちらのタイプなのか事前にそれとなくリサーチしておくと、こういったすれ違いは発生しないでしょう。