東京電力EPがモバイルバッテリのレンタル事業の実証実験を開始

東京電力エナジーパートナー(東電EP)は7月2日、東京・新橋と豊洲を結ぶ「ゆりかもめ」と、モバイルバッテリのレンタルサービス「充レン(ジュウレン)」の実証実験を開始した。実施期間は12月31日まで。価格はレンタル当日から翌日24時までの利用で1個300円。3日目、4日目は追加料金がそれぞれ300円、4日目の24時以降は買取料金3000円という設定だ。

1台あたり30個のモバイルバッテリを搭載した「レンタル機器」は、ゆりかもめの新橋や汐留、お台場海浜公園などの各駅や、アクアシティお台場や東京ビッグサイトなど、臨海副都心エリアの16か所に20台を設置する。

東電EPでは実用化に向け、複数の地方自治体や企業と連携しながら、訪日外国人旅行客やビジネスパーソン向けに2020年に1万台の設置目標を掲げる。モバイルバッテリのレンタル事業は、中国で60万~70万台、米国で電力大手のNRGエナジーがヒューストンで100台を設置しており、すでに商業化している。「充レン」サービスでは、NRGエナジー製のレンタル機器を使っている。

「充レン」サービスを開始する際は、タッチパネルでスマートフォン(スマホ)の充電コネクタを、iPhone用のLightning、Androidスマホ用のmicro-USB、USB Type-Cの三つから選択し、メールアドレスを入力したあと、クレジットカードで決済する。

モバイルバッテリの容量は4200mAhで重さは100g。4日目以降に3000円で買い取って、自宅で繰り返し充電しながら使うことも可能。

返却時は設置された20台のレンタル機器なら、どこでも返却できる。30個のスロットがすべて埋まっている場合でも、タッチパネルでバッテリに記載されたIDを入力し、レンタル機器の横にあるボックスに入れて返却できる。

国内ではINFORICHが4月19日に「ChargeSPOT」というサービスを渋谷周辺で開始。最初の1時間は100円、以降、最大48時間まで200円の追加料金の設定。使用する際は、端末保証として1500円をチャージしたり、専用のアプリをダウンロードする必要がある。香港で300か所の導入実績があるなど、グローバルでの利用を売りにする。

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