特殊(?)な時間軸や、手書きコメントもアリ!

かなり細かく「色やフォント、行間にもこだわりました」と青柳さん(左)

――青柳さんの手帳は、ウィークリーがメインになっていますが、時間軸の分け方がユニークですね。

青柳:はい。breakfast、lunch、dinner、scribbleと、食事の時間帯で分けてみました。食事の記録を付けたいって思った ことがきっかけです。外食が多いので、食生活を見直したいってことと、行った店や食べたものを見れば、誰と何をしていたか思い出せるから。それに、24時 以降も仕事をしていることがあるので、時間で分けたくなかったんです。

――手書きのコメントが所々に入っていますが。

青柳:使ってくれている人には不必要な情報かもしれないけど、私の好きなことや、ちょっとした小ネタを書き込みました。七草のイラストは、100回くらい書き直したりして(笑)。

 

――月の最後に「いいね!」というページがありますね。

青柳:SNSみたいな感覚で、気に入った映画&音楽、本、食べ物、人をメモする欄を作りました。ポジティブなページになると思って。

――同じページにある「ポジティブ⇔ネガティブ」という欄の使い方は?

青柳:日々に起こったイヤなことを左に書いて、右にそれを前向きな言葉で置き換えるんです。イヤなことでも目線を変えれば良い方に捉えられる。ちょっと自己啓発的ですけど。
 

――最後に「2015年のよかったね!」と「2016年こうだといいね!」というページも。何年か後に見返すと面白そう。

青柳:「残す」ことで「1日1日をちゃんと生きよう」って願いを込めて作った手帳なんです。SNSにアップするために、オシャレな店に行く人も多いじゃないですか。だから、手帳にその日のことを書くことで、ちゃんとした生活をしなきゃいけない気がしますよね(笑)。

――特にこだわったのは?

青柳:デザインです。ビジネスでもプライベートでも使えるように。ちょっと大人っぽい感じに。