『日本列島 いきものたちの物語』完成報告会見に登壇したゴリ、長澤まさみ

日本で生きるさまざまな動物たちの多様性に迫るドキュメンタリー『日本列島 いきものたちの物語』の完成報告会見が23日に都内で行なわれ、ナビゲーターを務める相葉雅紀、長澤まさみ、ゴリ(ガレッジセ-ル)、黒木瞳、出田恵三監督らが登壇した。

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屋久島に行き実際の撮影を見たという相葉は、「数分のために、何日何十時間とカメラマンが命をかけて撮っていることに胸を打たれた。貴重な経験だった」と語り、「自分に似ている動物」を聞かれるとナレーターを担当したヒグマの「兄弟グマの弟のほうに自分は似ている」とコメント。『ファイディング・ニモ』で知られるカクレクマノミのシーンを務めた長澤は「仲間同士の絆など学ぶことがたくさんあり、日本の素晴らしさを知ってもらえる作品」と本作をPR。オスがメスへと性転換することを理由に「男性も女性も味わえるクマノミになりたい」とユーモラスな回答で笑いを誘った。

ゴリは「カメラマンの撮った映像を通して、動物たちの喜怒哀楽や親子愛が見えてくる。“灯台下暗し”とはこのことだと思った」と話し、劇中に登場する不思議な生き物「“粘菌”にはなりたくない」と興奮気味に粘菌について説明していた。最後に「映像の力は人の心をこんに動かすんだな。今の日本への応援歌になれば」(黒木)。「動物たちを観るのではなく、私たち人間の物語として感じてほしい」(出田監督)。「日本ならではの自然が織り成す景色や、家族の絆を感じてほしい」(相葉)とアピールした。

本作は、“家族愛”をテーマに、25人の動物カメラマンが2年半にわたって、北海道から沖縄まで全国30か所以上で30種の生き物たちを1000時間以上かけて撮影したドキュメンタリー作品。

『日本列島 いきものたちの物語』
2月4日(土)全国東宝系にて公開