3Dプリンタ「idbox!」(イメージ)

デアゴスティーニ・ジャパンは、毎号付属のパーツを組み立てると、軽量・コンパクトな3Dプリンタ「idbox!(アイディー・ボックス)」ができあがるマガジンシリーズ『週刊 マイ3D プリンター』を、2015年1月5日に全国の書店とホームページで発売する。創刊号特別価格は税込み999円、第2号以降は通常価格で税別1850円。

3Dプリンタ「idbox!」の組み立て方、3Dデータ作成ソフトの使い方を解説するほか、3Dプリンタの最新技術や身近に利用できるサービスなどの役に立つ情報を掲載する。2014年9月に一部地域で先行販売し、予想をはるかに超える反響を得たことで、全国販売を決定した。A4変型判オールカラーで、創刊号は23ページ、第2号以降は16ページ。刊行号数は全55号(予定)。毎週火曜日発売。

本機の監修は、3Dプリンタの開発・販売をする日本企業、ボンサイラボが担当。一般的なトラブルで多くみられるノズル詰まりを起こしにくい構造設計で、出力素材は、PLA樹脂とABS樹脂に対応する。特にABS樹脂は、自分のイメージをかたちにできるだけでなく、作品に思い思いの色を着けることができる。

造形方式は熱溶解積層法(FDM)。最大造形サイズは、幅150×奥行き130×高さ100mm。ノズル径は0.4mm、積層ピッチは0.1mm、造形スピードは毎秒100mm。デスクまわりの小物やスマートフォンケース、フィギュアなど、自分のアイデアをさまざまなかたちにできる。「idbox!」のボディはスケルトンなので、いろいろな角度から製造工程を見ることができる。

「idbox!」のサイズは、幅250×奥行き250×高さ270mmで、重さは約5kgとコンパクト・軽量。家庭にある一般的なドライバーとシリーズで提供するレンチだけで組み立てることができ、ハンダづけは不要。『週刊 マイ3D プリンター』全55号(約1年程度)で完成する。

また、3Dプリンタ本体の組み立てと同時進行で、出力に必要な3Dデータを作成(モデリング)するソフトウェアの使い方を学ぶことができる。CADと3DCG両方のソフトウェアを取り上げ、操作に必要な図形のテンプレートも提供し、基本操作からステップアップしながら、ソフトウェアの使い方などを学ぶことができる。