『エクスペンダブルズ3』記念セレモニーの模様

人気アクションスターが集結したシリーズ最新作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』が10月28日に第27回東京国際映画祭の特別招待作品としてTOHOシネマズ六本木ヒルズで上映された。同日、六本木ヒルズアリーナで記念セレモニーが行われ、来日中のケラン・ラッツとパトリック・ヒューズ監督が半被に鉢巻という“お祭りスタイル”で登場し、本作を日本のファンにアピールした。

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映画は、バーニー(シルベスター・スタローン)率いる消耗品軍団=エクスペンダブルズと、元メンバーで今は悪の武器商人になったコンラッド・ストーンバンクス(メル・ギブソン)が対決するシリーズ最新作。社会現象を巻き起こした『トワイライト・サーガ』シリーズのエメット・カレン役で、注目を浴びるラッツは、チームに新加入する元米海軍特殊部隊のジョンを演じ“エクスぺ新世代”として存在感を発揮している。

初来日のラッツは「日本はとても美しい国だし、人々の心も暖かい。家に帰りたくないよ」と上機嫌。豪華スターと共演を果たし、「昔から憧れていたヒーローと同じ現場にいられるなんて、一生にあるかないかの大きなチャンス。まるでお菓子屋に連れてきてもらった子どものような気分だった」と感無量の面持ちだった。

ラッツと同じくシリーズ初参戦のヒューズ監督は、「観るのと同じくらい、撮影するのも楽しい経験だった」と振り返り、「13人もの大スターを1台のヘリコプターに押し込むんだから、たまらないよ。皆、筋肉隆々だから、まるで缶詰の中のオイルサーディンみたいだった」とエピソードを語った。

また、「激烈なアイドル戦線を生き抜いてきた」という理由で日本版エクスペンダブルズ“エクスペジャパン”に任命されたモーニング娘。OGの飯田圭織、保田圭、石川梨華、小川麻琴、さらに南海キャンディーズの山崎静代が駆けつけ、「ぜひ女性にスカッとしてほしい」(保田)と公開初日から3日間実施される“アクション女子割”(女性の入場料金を1100円に割引)をアピールしていた。

『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』
11月1日(土)全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼