人間関係の魔法の数字

魔法の数字の『2:4:2:2』の登場です

あなたの周りに初対面の人が10人いるとします。

まず最初の2

これは、あなたを無条件に好いてくれる人が2人いるということ。あなたと話したことがなくても、顔を見ただけで「ああ、気が合いそう!」とか「この人好き!」と思ってくれる人です。

次の4

これは、最初の2人ほどではないけれど、あなたのことを好意的に受け止めてくれる人が4人いるということ。どちらかといえば「あなたが好き」と言ってくれ人です。

次の2

これは、どちらかと言えば、あなたのことがあまり好きではないという人が2人。露骨に態度には出さないにしても、積極的にはかかわりたくないと思っている人です。

そして最後の2

これは、あなたのことが「はっきり言って嫌い!」という人。あなたの人柄や性格などにはまったく関係なく、あなたが何も言わなくてもしなくても、顔を見るだけで、「嫌いなタイプ!」なのです。

この数字、全体の6割の人はあなたに好意的だけれど、4割はそうではないということ。

ですから、何をしても、何を言っても好意的には受け止めてくれないだろう人が4割近くはいるということです

相手が、あなたに好意的ではないのは、あなたの性格や言動のせいではない。そういう相性になっているのでしょう。

もちろん、本当に相手を傷つけるようなことをしたり言ったりした時は、しっかり反省して謝ることも忘れないでください。

でも、自分を責める必要などないケースも多々あるということを、心に留めておくと気持ちに余裕が生まれます。

人間関係を楽にする魔法の数字『2:4:2:2』

あなたに対して、理由なく悪意を持つ人に神経を煩わされるのではなく、あなたを好意的に受け止めてくれる6割の人に感謝の気持ちを持って、そういう人達との人間関係を大切にしていきませんか。

「元日本航空CA、英語プリスクール経営者、保育士。幼児教育研究家として『日本欧米いいとこどり育児のススメ』をYouTubeでも発信。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』『モンテソ―リ教育で伸びる子を育てる』、『ホンマでっかTV』に子ども教育評論家として出演など。」