仏女優レア・セドゥが実写版『美女と野獣』に出演

2014.10.29 12:51配信
レア・セドゥ

『アデル、ブルーは熱い色』で女優としてカンヌ国際映画祭史上初となるパルム・ドール(最高賞)受賞を果たした仏女優のレア・セドゥ。『007』シリーズ最新作『BOND24』への出演も報じられる彼女が、母国が生んだ永遠のラブファンタジーを実写映画化した『美女と野獣』でヒロインのベルを熱演している。ディズニーアニメでも知られる人気キャラクターに、セドゥはどう向き合ったのか?

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「今回の映画は、ベルが愛を発見することで、少女から大人へと成長する姿を描いているの。ヒロイン像そのものも、恐怖と向き合い、自ら運命を切り開こうとする能動的でモダンな存在になった」と自信を示すセドゥ。アクションにも果敢に挑戦し「ドレスで乗馬するシーンは特に大変だったわ。グリーンバックを背景にし、体にはハーネスも装着している。技術的な制約のなかで、演技面のクリエイティビティを探る難しさがあった」と振り返る。

映画はバラを盗んだ父の罪を背負い、野獣の城に閉じ込められた美しい娘ベルが、恐ろしい外見の下に潜んだ野獣の真の姿を知り、城で起こった悲劇の真実を解き明かす姿にスポットをあてる。野獣を演じるのは、国際派スターのヴァンサン・カッセル。「当時、多忙を極めていた私に、彼は『バカンスを取ったら?』と優しくアドバイスしてくれたわ」(セドゥ)。

トム・クルーズと共演した『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では冷酷な殺し屋を演じ、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』、本年度のカンヌ映画祭コンペティション部門に出品された『イヴ・サンローラン』など話題作への出演が相次いでいる。カンヌでの快挙についても「大きな転機だけど、女優としての積み重ねの結果と受け止めている」と浮足立つことはない。出演作を選ぶポイントは「監督」だと断言するセドゥは、劇中のベル同様に、これからも自らの意思でキャリアを切り開き、さまざまな表情を見せてくれるはずだ。

『美女と野獣』
11月1日からTOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼

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