会見より。左から、戸谷公人、岡山智樹、岡野真也、川上ジュリア 会見より。左から、戸谷公人、岡山智樹、岡野真也、川上ジュリア

葉月抹茶原作の人気コミックをアニメ化、今年4月から6月までの放映が大好評を博した『一週間フレンズ。』。その舞台版が、注目の若手役者陣でついにお目見えする。主人公の高校生・長谷祐樹には、役と同じ17歳でこれが初主演となる岡山智樹。長谷のクラスメイトで友達との記憶だけが1週間しかもたないという藤宮香織には、注目度急上昇中の岡野真也が扮する。岡野に加え、戸谷公人、川上ジュリアらメインキャスト3人も20代前半というフレッシュな顔合わせ。その囲み取材が、10月28日、都内の稽古場で行われた。

舞台『一週間フレンズ。』チケット情報

高校生の長谷祐樹(岡山)は、いつもひとりでいるクラスメイトの藤宮香織(岡野)が気になっていた。ある日、香織と偶然話が出来た祐樹は友達になろうと告げるが、香織はそれを拒む。その理由は、「友人との記憶だけ1週間で消えてしまう」から。それでも祐樹は、親友で一見クールな桐生将吾(戸谷)や、天然キャラで忘れっぽい性格の山岸沙希(川上)らも巻き込み、少しずつ友達関係を築いていくが…。

「登場人物がみんなピュアで、ホワホワした世界観が魅力。その感じを舞台でも出していきたい」と言うのは岡山だ。ヒロインを演じる岡野も「藤宮さんはとても可愛らしい女の子で、アニメ版を見ているファンの方たちは藤宮さんのことが大好きだと思うんです。そんな役を私が演じることのプレッシャーを感じています」と、すでに役づくりに考えを巡らせている様子だ。「久しぶりのツンツンした(態度の)役なので頑張りたい」(戸谷)、「アニメのイメージを大切にしつつ、地に足をつけた演技も意識できれば」(川上)と、それぞれに意気込みを語った。

その後も本作の魅力について、岡野が「友達を作るのが大変なのは、大人になっても同じ。その根本的なことが描かれているのが魅力的です」と語ったり、また作品にちなんで“友人の作り方”を問われた戸谷が「黙っていると怖く見られるので、自分からくだらないことを言うようにしてます」と答えるなど、和やかに進んだ会見。途中、役との相似を聞かれた岡山が「僕も数学が苦手で…点数は祐樹と同じくらい」と告白すると、他の3人が「大丈夫(笑)?」と一斉に突っ込む仲よさげなひと幕も。さらに「僕、ちゃんと“ホワホワ”できてますか?」と見上げる岡山に、戸谷が「このふたり(岡山と岡野)は普段からホワホワだから。僕はもう忘れちゃったなっていう…」と返すと取材陣からも笑いが。一方で岡山が「本当に藤宮さんと友達になりたいと思っている祐樹の気持ち。それを見た方にちゃんと伝わるようにしたい」と想いを込めて話すと、他の3人の表情もピリッと引き締まる。その真摯な表情に、本番への期待が高まる会見となった。

公演は11月14日(金)から24日(月・休)まで東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて。チケットは発売中。

取材・文 佐藤さくら

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