『ヒューゴの不思議な発明』を手がけたマーティン・スコセッシ監督

マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が3月1日(木)から日本公開されるのを記念して、スコセッシ監督が2月中旬に5年ぶりの来日を果たすことが発表された。

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本作で第69回ゴールデン・グローブ賞で最優秀監督賞を始め、すでに28の世界の映画賞を獲得し、113の賞にノミネートされたスコセッシ監督。そのクオリティは一般の観客はもちろん、映画関係者、製作者からも高評価を集めており、映画人の投票によって決定するアカデミー賞でも最有力候補のひとつとしてスコセッシ監督と『ヒューゴ…』の名前が挙がっている。そんな賞レースの“先頭”を走るスコセッシ監督が来月に来日。2月16日(木)には都内で記者会見を行う予定だ。

スコセッシ監督はキャリアの初期から日本映画に影響を受けたと公言しており、黒澤明監督の『夢』では俳優として出演するなど、日本と日本映画に対する理解や愛情、尊敬の念が深いことで知られている。そのため、5年ぶりの来日はスコセッシ監督にとっても、日本の映画ファンにとっても“待望”と呼べるもので、会見では最新作についての紹介はもちろん、オスカーに関するコメントや、日本の映画や文化についての発言も期待できそうだ。

『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。

『ヒューゴの不思議な発明』
3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
※3D/2D同時公開