江知勝(湯島)

黒毛和牛すき焼きコース 1人前1万1880円(写真は2人前) 霜降りの黒毛和牛を割下で煮込む関東風牛鍋。前菜や食事のついたコースは7560円〜で、肉質や前菜の内容や数などが異なる。

文豪が愛したすき焼きを個室で優雅に味わえる

1871年(明治4)創業の老舗で、芥川龍之介や川端康成など、名だたる文豪たちに愛されたことで知られる。甘さを控えた伝統の割下で、厳選された黒毛和牛を煮込む。シンプルな料理だけに肉質にはこだわるという。席はすべて個室。錦鯉が泳ぐ庭園を眺めつつ、文豪たちが愛した伝統のすき焼きに舌鼓を。

 

明治に建てられ、空襲で焼失した昔の店舗
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文京区湯島2-31-23
17:00~21:30(LO21:00) 
日曜・祝日休、8月の土曜休 
150席 
予約可 
夜目安1万2000円 
東京メトロ湯島駅より徒歩約5分 東京メトロ・都営地下鉄本郷三丁目駅より徒歩約7分 JR御徒町駅より徒歩約12分

 

すき焼 今朝(新橋)

すき焼(松) 1人前1万1880円 霜降り松阪牛ロース180gと野菜を秘伝の割下で。先付や新涼造り(冷製しゃぶしゃぶ)、ご飯やデザート付きの定食は1万4256円。

創業よりの秘伝の割下で楽しむ霜降り松阪牛の極上すき焼き

永井荷風や獅子文六などの作品に登場した、1880年(明治13)創業の老舗。当時すき焼きは味噌味が多かったが、今朝は創業時から醤油仕立ての割下を使っていたという。板前が手切りした松坂牛をこの秘伝の割下で食せば、明治の人が愛した極上の味を体感できる。

 

1904年当時の写真
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港区東新橋1-1-21 今朝ビル
11:30~LO14:00/17:30~21:30(LO21:00) 
土・日曜・祝日休(12月の土曜のみ営業) 
110席
予約可
昼目安1080円~/夜目安1万3000円~ 
JRほか新橋駅より徒歩約5分

 

ぼたん(淡路町)

鳥すきやき 1人前7300円 むねやもも、皮にレバー、砂肝、たたき(つみれ)にネギ、焼き豆腐、しらたきが入る。ご飯、果物付きで、〆は親子丼が人気。

強火の炭火で煮ることで繊細な鳥肉のうま味を凝縮

1897年(明治30)頃の創業以来、鳥すきやき一筋。池波正太郎が愛したことで知られ、1929年築の建物は東京都の歴史的建造物に指定されている。今も店で鳥を解体し、炭火の鉄鍋で煮るというこだわりをもつ。すきやきの具材はシンプルで、鳥の味をじっくりと味わえる。

 

立田あげ 800円 片栗粉を付けてカラリと揚げた鳥の立田あげ。ジューシーな鳥の風味が口の中に広がる。
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千代田区神田須田町1-15
11:30~21:00(最終入店20:00) 
日曜・祝日休(夏期休業あり) 
120席 
予約可(4人以上) 
昼目安8000円/夜目安9000円 
東京メトロ淡路町駅、都営地下鉄小川町駅A3出口より徒歩約2分 東京メトロ神田駅6番出口より徒歩約5分 JR神田駅東口より徒歩約7分 ほか