Vシネの帝王・哀川翔と顔面凶器・小沢仁志が吠える

2014.10.30 17:52配信
哀川翔、小沢仁志

東映Vシネマが25周年企画としてバイオレンス・アクション『25 NIJYU-GO』を劇場公開。ワケありの“25億円”を巡って、悪徳刑事やヤクザ、チャイナマフィアらひと癖もふた癖もある25人の悪党たちが強奪戦を繰り広げる。悪徳刑事役で主演を務める哀川翔と、ヤクザの組長として敵役に扮した小沢仁志の、ともに50歳を過ぎた気心知れたふたりが吠えまくる!

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「Vシネマを全力でやるとこうなります的な王道の作品」と哀川。記念作への主演に際しては「こういうお祭り企画っていいじゃない。普通はまず脚本を見せてもらってから考えるものだけど、どんな役かも知らないのにOKしてたね」と振り返る。一方、小沢は「Vシネマの25周年企画なんだから呼ばれて当たり前だろ」とらしいお答え。出演の経緯についても「翔さんの俳優30周年パーティのときに、Vシネマの担当者に『小沢、やるから!』ってこれだけだからね」と豪快に笑う。

アクションシーンも健在でクライマックスにはふたりのガチンコシーンがある。「小沢はハンパじゃないからね。俺はやるからってイチイチ宣言してくるんだよ」と哀川がぼやくと、「翔さんが、小沢に手加減しろって言っとけとか言うからさ。何言ってるの、俺はやるよって(笑)」。

銃を使ったシーンでは、テスト時に通常、打つマネをするだけなのだが、ある日、哀川が山の中の撮影にも関わらず、どこで見つけてきたのかおもちゃ屋でビービー弾を買ってきて、テストで打ちまくったことがあった。「いてぇ、ズルい!」と思った小沢が2丁あった拳銃を哀川から貸り、ふたりでビービー弾を打ち合っていたところ、監督から「お前ら、いい加減にしろ!」と怒鳴られたことも。

さて、この25年、Vシネマもフィルム時代からビデオ、デジタル一眼へと変遷してきた。最近の一眼はフィルムと変わらない奥行きを出せ、さらに機動力もあるため、Vシネマの新たな可能性を感じさせる。「俺はVシネマは日本映画の未来だと思っている」と小沢が話すと、哀川が応じた。「こういう熱いのがいるからいいんだよね」。

『25 NIJYU-GO』
11月1日(土)公開

取材・文・写真:望月ふみ

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