たくさんの酒瓶といい色のカウンター

開店前にお邪魔したため、店内ではオーナーの菊池さんが慌ただしく準備をしてらした。お、お忙しいところすみません!! 「どーぞー」と軽やかに席へ案内してくださった。

飲食業界ベテランの菊池さん

早速、お店の成り立ちについてお伺いした。

高校生のころから、親戚の経営する飲食店でアルバイトをしていたという菊池さん。大学卒業時、オイルショックなどの影響もあり就職が難しかったという。人に使われるよりも、自分の頭で考えてできることがしたい、と決意しバーを始めたそう。「LASER RUSH」は開業から約30年。「今思うと、すごい勢いがあったな」と昔を振り返っていた。

開業当初は渋い銀色とミラーを基調にしたモダンな空間だった。17年ほど前に現在のレンガと木をふんだんに使用した内装に。「年を取るとこういう温かい感じの良さが分かるようになるね」とおっしゃっていた。

客層については、平日は主に常連さんが多く落ち着いた雰囲気だが、土日は一見さんも来るとのこと。

また小耳にはさんだのだが、こちらのバーは「インターナショナルバー」として親しまれているとの情報が。それについて伺うと菊池さんは「うーん、それはよくわからないなあ」と苦笑いされた。外国人の利用客が多いようだが、特別意識して集客しているわけではないとのこと。ちなみに菊池さんは英語がご堪能でした。

よく見るとお札がいたるところに飾ってある。
これらは世界各国のお客さんが置いていったという世界中のお札。珍しいものばかり。

そして超キニナル「大麻入りビール」についてお尋ねしてみる。カウンター内の冷蔵庫から瓶とグラスを出してくださった。

大麻入りビール「Cannabia(カンナビア、700円)」登場。
こちらが現物。「ラベルがまんまですね!!!」と編集部・山岸。

 

グラスで少しずつ注ぎます。