名前の傾向は? 漢字1文字の名前は変わらず人気!

昨年の上半期では一文字の名前が43%(13件)に対し、今年は一文字の名前が33%(10件)ランクインし、一文字の名前人気は一定数保たれているといえるようです。

女の子の名前では、100位以内に多くの「愛」のつく名前がランクインしているものの、30位以内には昨年の2件から0件となりました。代わりに「春」や「明るさ」を連想させる朗らかな名前が、上位30位に入っています。

一方、男の子の名前では、「誠(5位)」「一郎(6位)」など、より古風な名前が強くみられる結果となり、数年上位だった「陽翔(はると)」が5位から24位にランクを落とす結果となりました。

また、今年は14件の名前が30位以内の上位に初ランクイン。

初めてランクインした中には、「大樹(だいき)(8位)」、「麻衣(まい)(10位)」「美由紀(みゆき)(13位)」「文子(ふみこ)(14位)」16位「和雄(かずお)」「英明(ひであき)(19位)」など古風な懐かしい名前の人気復活が伺えます。

また「桜咲(さき)(7位)」や「希心(のぞみ)(22位)」など、「読みは古風だが漢字の組み合わせが現代的である」といった名前のパターンもあるようです。

ランキング全般を通じて、今年の上半期は『懐古的な名前に注目が集まり、新しい名前と二分する傾向にある』と言えそうです。

依然として、音の響きや好きな漢字を使う名づけの方法も人気のようですね。自然に関係のある、朗らかで美しい漢字も人気。一方、パパママ世代やじぃじばぁば世代にも珍しくない名前もランクインしており、そのような名前が人気の理由も気になりますね。

こちらではベスト30位までをご紹介しています。100位まで気になる方は、赤ちゃん名づけのサイトをご覧下さいね!

参照:2018年赤ちゃん名づけ上半期トレンドベスト100

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。