そうですね。“じゃあ、どこまで患者さんにしてあげられるの?”“これをやったら、駄目のラインを超えちゃうの?”っていうルールに、実際に演じている自分も戸惑いました。

だから、“あ、看護助手さんて、こういう感じなんだ”って自然と思えて。リアルな自分で演じられてます。共演させていただいてる役者の方々も、皆、同じ思いなので、本当に“リアル”さが出ているドラマじゃないかな。

ーーところで、久しぶりのドラマ出演に、舞台との違いを感じることはありましたか?

ドラマは久しぶりです。AKB48で、深夜枠ではやらせていただきましたが、ゴールデンタイムというのかな? それは本当に久しぶりで。ドキドキしてるのと、嬉しい気持ちが入り混じってます。現場では、ヘコむこともたくさんありました。

“すごいなあ。役者さんたちって。。。 自分は、まだまだだな”って。

じつは「AKB49」のミュージカルをやったとき、周りの人たちから「佐江ちゃん、お芝居がすごくよかった」って言われて。自分では全然そんなこと思ってなかったけど、どこかで嬉しい気持ちがあったんです。

でも、ドラマの現場では自分がもう終わってて…。あはは(汗)

ーー終わってるって、それはまたどうして?

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